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2008年 04月 17日

ベカシーヌ

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10数年前、はじめてフランスをおとずれたとき
雑貨店の店先に売られていたこのベカシーヌちゃんにひかれて
小さなお人形を購入しました。
それから数多くの引っ越しを経験したのですが、幸い彼女はまだわたしのもとにいて、
愛らしい表情でかわらぬ姿をしています。
今回の旅ではじめて蚤の市で彼女の本に出会いましたので
思わず手にとってしまいました。
どうやらそれなりに傷みもあるのですが、1927年に出版されたもののようです。
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多色刷りで贅沢なつくり。
ベカシーヌが経験する数多くの冒険、そして失敗談。
彼女のちょっと頑固で人間味あふれる様子がたまりません。
「La semaine de la Suzette(シュゼットの1週間)」という少女雑誌で連載が始まったのが1905年ということですから、もう彼女には100歳を超える歴史があるってことですね。
ブルジョア家庭に雇われた少女ベカシーヌは、さまざまなおっちょこちょいな騒動をひきおこすのですが、その様子がユーモラスで非常におかしいです。
わたしはフランス語は全く駄目なんですが、あ~あ、読めたらどんなに楽しいだろう…なんて思っています。当時の風俗や人々のファッションにも目が釘付け!
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彼女のトレードマークがブルターニュ地方に独特とされる、コワフとよばれる小さな白い帽子。
アルザスでも全く違う形のものがみられますが、地方独特の面白い習慣が、自動車に乗るようになってから急速に廃れてしまったというのは残念至極です。

 今回の蚤の市ではかわいらしい古書絵本中心に目がいってしまいました。
またアルザスについても。



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モン・サン・ミッシェルのお土産物屋さんでも、
こんな風にベカシーヌをみかけましたよ。
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by EKreidolf | 2008-04-17 10:23 | 絵本


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