2008年 03月 26日
春休み突入しました。 この春は長女が一年生。 卒園にあたり園長先生に「谷川俊太郎さんの詩を読みなさい」 といわれたようですが、母は「がっこう」という詩しかうかびません(><;)。 まがまがしくも おどろしい がっこうの中に我が子を送り込むのはフクザツだけど のびやかに 育ってほしいと願う今日この頃。 サクラというのは どこか怪しげな狂気を秘めている。 西行の句集をこの季節には思い出しますが 今年は谷川俊太郎氏の詩。 『がっこう』 谷川俊太郎 がっこうがもえている きょうしつのまどから どすぐろいけむりがふきだしている つくえがもえている こくばんがもえている ぼくのかいたえがもえている おんがくしつでぴあのがばくはつした たいくかんのゆかがはねあがった こうていのてつぼうがくにゃりとまがった がっこうがもえている せんせいはだれもいない せいとはみんなゆめをみている おれんじいろのほのおのしたが うれしそうにがっこうじゅうをなめまわす がっこうはおおごえでさけびながら からだをよじりゆっくりとたおれていく ひのこがそらにまいあがる くやしいか がっこうよ くやしいか 桜のもつ不安定な美しさとあいまって そういえば 春というのは こども時代には落ち着かない季節でした。 ほんの少し、鈍感なくらいがちょうどいいのかもしれません。 学校という入れ物に持つ幻影は人により異なるもの。 こども時代の感受性を思い返しながら 毎日迎えてやることができればと思います。 桜見物ののち わたがしを食べてかえりました。 (もう少し旅行記もつづきます^^。)
by EKreidolf
| 2008-03-26 00:04
| 雑記
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