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Lenzgesind

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2008年 03月 15日

シャルトルのノートルダム大聖堂

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旅をしているとうれしいハプニングが起こることがあります。
今回の旅のひとつ、それはオットお姉さんのご主人に、
シャルトルの大聖堂に連れて行っていただいたこと。
全く予定にすらなかったことで、教会好きのわたしの胸はすでにバクバク。
パリから車をとばし1時間あまり走ります。
おりしも晴天。
遠くに見えたシャルトルがしだいに近づいてきたときの興奮!
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 シャルトルの歴史は古く、4世紀には初期キリスト教徒による伝導があったとかなかったとか。
876年にカール禿頭王がシャルトルにキリスト生誕時に聖母マリアが身にまとっていた布とされる<サンクタ・カミージア>と呼ばれる聖宝を贈ったとのこと。
以来、聖母マリアの地上の宮殿と考えられたシャルトルは巡礼地として大いに人気を高めたとのことです。
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シャルトルのロワイアル・ポルターユ。
聖母マリアの生涯やキリストの死と復活について焦点をあてています。



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美しい北薔薇窓。
中央の聖母子を囲む鳩と天使。
ユダの12人の王を描いた12の四角窓、12人の預言者を描いた12の半円形。
ルイ9世の王母が1230年に献納したものだそう。
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度重なる火災の被害にも人々はめげずに
石切り場から石材を積み込み、祈り歌いながら運搬車を引いたのだとか。
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シャルトル・ブルーと呼ばれる美しい青がほぼ真っ暗な教会の内部に輝きます。
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願わくばもっと静かで深みのあるこの青に染まっていたかったのだけど・・・。
つづきます。

by EKreidolf | 2008-03-15 12:04 |


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