Lenzgesind

ekreidolf.exblog.jp
ブログトップ
2007年 10月 04日

ジャクリーヌ・デュエム

e0113871_11485089.jpg

 
 ジャクリーヌ・デュエムは1927年生まれ。ベルサイユ出身の画家です。
ジャック・プレヴェールと組んで多くの絵本を出版していますが、エル誌のイラストレーターとしても活躍されていたそうです。
 プレヴェールとの名作、<つきのオペラ>はあの星の王子様の訳で有名な内藤櫂氏の訳で至光社から出版されていて、現在でも入手可能ですので、今回はポール・エリュアールと組んだ<わたげちゃん>を紹介します。

e0113871_1149842.jpg

裏表紙もこんなにかわいいです。
e0113871_11492422.jpg

やあ、そよかぜのせいみたいに かわいらしくて
いたずらっこの わたげちゃんって きみのことだね
わたしはコトドリのポールという しじんなのだが
きみのことを ものがたりにかきたくて やってきたのさ
ここにおいでの えかきのあおいとり ジャクリーヌさんが
すばらしいえを きっと それにそえてくださるだろう

リュシアン・シュレーがこの絵本の冒頭に述べた文です。
e0113871_11494516.jpg


それにしてもデュエムは不思議な方で、<つきのオペラ>も、そしてこの<わたげちゃん>も当初はもう少し寂しげな、せつないタッチの色調で出版されていたようです。表紙のみ古い<つきのオペラ>を拝見したことがありますが、つきを見上げるおとこのこ、ミシェル・モランのさびしげな様子がそれはそれは素晴らしかったのですが・・・なぜ、最近になって明るい色調の絵に差し替えてしまったのか、分かるような分からないような・・・。
ぜひむかしのタッチの絵本もみてみたいです。




また彼女はモーリス・ドリュオンの<みどりのゆび>の挿絵画家としても有名。
こちらのタッチの方が以前のものに近いようです。
e0113871_12131471.jpg

[PR]

by EKreidolf | 2007-10-04 12:14 | 絵本


<< 川べにて~過ぎ去りし日々を想う      プレヴェールとその絵本 >>