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2009年 02月 13日

ねっこぼっこ

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ラナンキュロスが咲きそう。
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ムスカリもまもなくです。



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ジビュレ・フォン・オルファースの絵本、<ねっこぼっこ>は1906年ドイツで出版されました。
樹のねっこのうろで冬の間、すやすやと眠っていたねっこぼっこたちが
春の準備のために起こされてあくびしています。

エルンスト・クライドルフが<花のメルヘン>を世に出したのが1898年。
クライドルフ以前にも擬人化の技法は広く用いられていましたが、
絵本の世界ではクライドルフが先駆者といわれているよう。

このオルファースの絵本はクライドルフの影響をまさに受けているようですね。
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冬籠 虫けらまでも 穴かしこ
と江戸時代にもうたわれてましたが
ここでは穴の中でねっこぼっこたちに虫たちが春のためのお化粧をしてもらっています。
我が家でも130匹がすやすや。
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女の子たちは好きな色のお花の衣装を着て、
春の到来をつげに外へ出てゆきます。
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ユーゲント・シュティール風の装飾。
女性の本ですがバッタやトンボ、さまざまな昆虫たちが。

邦訳は生野幸吉さん、石井桃子さん、秦理恵子さんらのものがあります。
全く訳の雰囲気が違うので(独語から訳された生野さん、秦さん。対して石井桃子さんは英語訳からの翻訳)なので比べてみてもホント面白いです。
リズムを重んじた生野さんの訳に対し、流れるような文体の石井さん。

クライドルフの<花のメルヘン>のあと、こうした作風の絵本は凄く増えたそう。
日本でもエルサ・ベスコフは人気がありますね。
こちらでもいろんな絵本がみられます。
風邪が治ったらいろんなお花たちに会いに植物園でも行きたいな・・・
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by EKreidolf | 2009-02-13 22:37 | 絵本


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