2008年 05月 22日
暖かくなってくると外出時に蝶がかたわらをひらひらと舞って やがて空遠くに小さくきえてゆく、ささやかな幸せな光景に思わず口元がゆるむ、 そんなひとときの幸せのために自らなにを為せるかを問われるときが来てしまいました。 今年の春は筍の山椒味噌を家人のためにつくる心づもりでした。 山椒の若木を買い求め、料理本にあるように法蓮草で色づけをするようなことをせず、純粋な山椒味噌をつくってみようとほのかに夢を見ていたのも束の間。 購入したときはまるで気づいていませんでしたが、数日後何やら鳥糞に似た形状の黒いものがはっきりしてきました。無精者なのでしばらく放置していたところこの有様です。 若芽はほとんど食べつくされ、ナミアゲハの幼虫らしきもの(totiさんありがとうございました)が数匹闊歩しています。 さて、こうなると夢想していた山椒味噌はお手上げ、かくなるうえはナミアゲハちゃん?らしき幼虫をいかに無事に生育させるかというところに心が動くのであります。 しかし、この山椒の若木ではお役不足なことは明瞭、さりとて近辺に宿らせてくれる柑子の木とてなく、途方に暮れているというところ。 万物流転、生々滅々、不生不滅・・・。 ひとつのいのちもおろそかにせずにおればカン陀多のごとくいつかお釈迦さまが蜘蛛の糸を垂らしてくれるやもしれぬ、などと考えて目下思案中。 <かぶと虫ファンに贈る生育日誌!> 以前おおくりしたかぶと虫くんたち、育てていたら(放置してたら) こんなに大きくなっていました^^ ただいま、脱皮中。 ゆっくりと回旋して古い殻を脱いでいく様子、つたわるでしょうか。 1周につき30秒ほどかけてゆっくり回旋をつづける彼に愛おしさを感じます。 お先に脱皮した方はこんな風。 ひょっとしたら蛹化に失敗しちゃったんだろうか・・・。 蛹化、羽化は神聖かつ危険な過程。 しかしかぶと虫は<蛹室>をつくって成虫となるといいますが、 こんな風にむきだしでいいのかしら? わたしが掘り起こしたわけじゃなくって彼らは表面にでてきて脱皮してるんです。 こんなに過密飼育するんではなかったわ~~ 心配とともに反省。 人工蛹室をつくるタイミングを逸してしまった可能性も・・・ 1時間後。 こんな風に蛹化が進行しています。 ゆっくりと回旋をつづけています(興奮)。 子供たちが不在な日で残念!
by EKreidolf
| 2008-05-22 12:24
| 蟲観察
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