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2008年 02月 22日

こどもとパリ植物園その2~国立自然史博物館

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有名な国立自然史博物館。
比較解剖学・古代生物陳列館とは植物園をはさんで、ちょうど反対側に位置しています。
こちらの歴史は17世紀初頭、植物園の開園とともにはじまりました。
長年の収集のち、古い建物に収まりきらなくなったものをおさめるため現在の施設が建設されました。正式に開館したのは1889年7月22日、エッフェル塔の2、3か月後のことだそうです。
戦時中に被災し、長年閉館するなど数奇な運命を経ています。
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ここのメインといったらなんといっても動物たち(剥製)のこの行進。
吹き抜けのギャラリーに、まるで生きているかのように動物たちがの陳列されていて、目を見張ります。
旧約聖書の<ノアの方舟>とか、エーリッヒ・ケストナーの<動物会議>を思い起こす方もいらっしゃるかもしれません。
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キリン、シマウマたちの表情も、まるで今にも動き出すかのようにリアル。



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しかし、本当に驚嘆すべきは、フランスのこのギャラリーが提唱する
<生命>への讃歌ではないでしょうか。
うまく写真が撮れていないのでホントに恐縮ですが、ほのかに薄暗い会場の中に
ガラスの標本箱がまるで浮かび上がるかのように陳列されています。
太古の母なる海に、奇跡のように出現した単細胞生物。
淡く浮かび上がるオブジェをみながら、生命の神秘を想いました。
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植物の中でも古いとされるシダ類。
人類もまた度重なる進化の果てに生まれて出てきたもの。
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写真はサイの赤ちゃん。
いろいろな動植物がガラスケースに入れられ、考察されています。
地球が生み出したいくあまたのヘリテージ。
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むろん、環境問題についての考察も広いスペースをとって行われています。
そこで熱心に地球、わたしたちの環世界について弁舌を振るうフランスの小学生たちをみかけました。
このギャラリーは、さまざまなことを子供たちになげかけるひとつのテーゼになっているようです。大人が子供にあたえる世界の大切さを感じました。
まさしくこの博物館は、人類の、そして地球のひとつの宝物ですね。
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「わてら、どこいくんでっしゃろ。」どこかでみかけた鳥に尋ねてみました。
「そんなこと、わい知らんわ。」と鳥が答えました。
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by EKreidolf | 2008-02-22 00:01 |


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