2007年 01月 24日
小さな頃、<もぐらとずぼん>というズデネク・ミレルの絵本が大好きでした。 ですが、わたしにとって東欧は未知の世界で、ポーランドやチェコスロバキアは政情が不安定なことから、何だか暗くこわい、というイメージすらもっていました。 そんなイメージが変化したのは、父が東欧を訪れ、どっさりとオカシなお土産を買って帰ってきてから。左の写真の指輪は私へのお土産。母ももっと大きな指輪をもらってました。何でも蚤の市でチェコのおじさんと話がはずみ(父は英語もチェコ語もまるでだめ。一体どうやって?)、記念に購入してあげたとのこと。ダイヤは本物といいはる父に、母と私は苦笑しきりでした。 妹はたくさんのマリオネット、東欧らしい雰囲気のタイルをもらっていました。 最近、チェコのアニメや絵本が人気ですね。たくさんの作品が紹介されていてうれしいかぎりです。大好きなミルコ・ハナークさんの絵本を一冊。 Rudo Moric(1921年~85年)が物語を書いたもの。シカや鳥たち、ハリネズミ、蛇など森の動物たちの物語のよう。チェコスロバキアのアルバトロス社が発行したドイツ語版。ちょっぴりざらざらした紙質が手に取ったときなつかしい感じです。 ミルコ・ハナークさんはたくさんの絵本を出されていますが、小さな生き物を描いたときの、そのひそやかな存在感は見事。厳しい森の生活を生き抜こうとする生命力が感じられます。 以前、神戸のCEDOKさんをおとずれたときに、ミルコ・ハナークのイラスト集をみせていただきました。もう予約済みの品でしたが、森の動物たちを描いたとってもかわいいものでした。あー、ほしかったなあ。
by EKreidolf
| 2007-01-24 11:53
| 絵本
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