2013年 01月 16日
あれあれ、寒さに震えているうちに年が明けてしまった。 寒すぎて水仙はまだ開花していない。 昨年から今年にかけてみたもの。 どうしても面白い漫画が読みたくなって、古書店にて40年くらい前の全集 『忍者武芸帳・影丸伝』を一気に大人買い。(あえて左方寄り・・・) 途中でなかなかやめられない面白さで睡眠不足になってしまう。 影丸の展開するゲリラ作戦に反・原発運動の新しいリーダー的存在の出現を夢見る。 ことはいまや反原発という問題を遥かに超えて、日本という国がどこからきてどこへゆくのかという、 国の存在、形態を根底から考え直さなければいけない局面なのだけれど。 影丸は「遠くから来て遠くへ」行ってしまったが、わたしたちはどこへゆくの。 今はせめて日本という国のかつてのありようを知りたくなった。 昨今の日本人はかつての遠い先祖の暮らしを 心のうちに深く憎悪してるのではないかなあ。 この漫画に描かれる重税にあえぐ百姓たちをみるとそう思われる。 歯を食いしばり厳しい暮らしに耐えるもの、 百姓一揆をおこし敢え無く刃に倒れるもの。 先祖の強い念がDNAに刷り込まれてしまったのかしら。 欧州に比べ、誇りを持ち先祖からの暮らしを守る、といった思想は 日本にはすごく少ないのではないかなあ。 サムライなんて一握りだし。 大島渚監督がこの作品を映画化してたとは知りませんでした。 す・凄い動画なんですけど、音楽が林光さんだったり 小沢昭一さんやすごいメンバーだ、あああ、ってことで。 (明美が小山明子さんだ!) 長女と時代物の漫画を共有することが増えたのだけど、 『つらつらわらじ』とこの漫画はまだ読んでないみたい。 黒鉄ヒロシさんの『信長遊び』は面白かったみたいだから、 スケールの大きなこの漫画、ぜひ読んでほしいな。 フジのいわゆる月9というものを観た。 古書店が舞台。 剛力ちゃんの衣装がサリー・スコットとかミナ・ペルホネンだといいのにな。 本を読まない設定の体育会系AKIRAにオットの姿を重ねてみてしまう^^ 第一話が夏目漱石の『それから』をモチーフにしていた。 そういえばNHKの『グレーテルのかまど』にでていた漱石のお孫さん、 半藤未利子さんのお着物や、室内のしつらえに目を奪われた。 漱石本の装丁もわお!だった。 原作はたぶん長女が読みたがるのだろう。 わたしは『痕跡本のすすめ』とか読みたくなっちゃいました。
by EKreidolf
| 2013-01-16 13:02
| 雑記
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