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2012年 05月 24日

『くさはらのこびと』

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ずいぶんご無沙汰してしまいました・・・
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毎晩ちびたちの寝かしつけでそのまま寝落ちしてしまう。
三人のちびのものすごい寝像に殴られ蹴られ気づけば丑三つ時・・・
それから家の片づけをのそのそとはじめる日々・・・

一度続けて6時間ほど寝てみたいものです。
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さて、現在復刊中の『くさはらのこびと』について・・・



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 なぜクライドルフにそこまで魅せられるのかと問われるならば
この『くさはらのこびと』の最後の絵に集約されるといっても過言ではないかも。
大人になってしまってからでは残念ながらこの絵本の持つ魔力には
ひたることができないのかもしれません。
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魅力的な扉絵。
この絵本の中では、ちいさなこびと、路傍の小さな石ころ、
ぱりぽりと音を立てて葉を食する無言のばったたち、そして夜空に浮かぶ月。
これらの息遣い、驚きや悲しみ、
夏のくさはらに醸し出されるむっとした草いきれ、
そして何よりも小さなものたちの持ついきいきとした命のきらめきが
愛おしく描き出されています。
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よーく目を凝らしてみると、こびとたちのかぶっている帽子!
クライドルフがよく描いていた蝶たちの羽紋ですね。
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als edition社から出版されている絵本をお持ちの方ならお気づきかも。
この『くさはらのこびと』、扉絵の後ろにはこんなカットが。
なぜか日本で出版されているものではカットされているのが残念。
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わたしの所有しているシャフスタイン社の絵本(おそらく1903年版?)には
こんなカットが末尾に添えられていました。
エルンスト・クライドルフは妥協を許さない絵本製作で知られていますけれども、
ことこの『くさはらのこびと』意気込みはすごい。
出版される版ごとに末尾のカットを変更していたという凝りよう。
初版本にのみ添えられているこびとのカットがのっている絵本を手にしたあなたはうらやましい!!


この大きな月はスーパームーンでしょうか・・・
最後の絵の赤い月も特に大気が湿り気を帯びていたり汚れていたりする時に
長波長である赤色光の透過性が高いため観察されやすいとか・・・
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我が家でであったこんなひとも。
たくさんの子供たちがどうかこの絵本に触れてくれますよう。
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by EKreidolf | 2012-05-24 15:33 | エルンスト・クライドルフ


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